持続性ボキ症。2000時間フルマックスになった成分...実話(Eugene Kamiyama)

ED(勃起不全)とは英語のErectile Dysfunctionの略であることは広く知られています。専門的には「満足な性行為を行うのに十分な勃起を得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」とされています。しかし、このEDと反対の症状が実際に起こることはあまり知られていません。今回は「持続性勃起症」という、性的な欲求および興奮とは無関係に勃起が持続する状態を解き明かしていきます。

Neven Ciganovic(ネベンさん)が鼻の整形手術から目覚めたとき、彼は勃起したことに少し驚いていました。

その勃起が3ヶ月間持続し続けたのです。

クロアチア出身のブロガー、スタイリスト、TVパーソナリティであるネベンさん。子供の頃から当時流行していたBRATZ(ブラッツ)人形の男に憧れを持っていました。バービー人形の恋人と知られる「ケン人形」ですね。彼は大人になるにつれ、体を鍛え、顔を整形し、出来る限りのことをし続けました。

ある日、ずっとコンプレックスであった少し曲がった鼻を手術することにしたのだ。

手術が終わった翌日、彼の体に思わぬ変化が起こりました。ナースに興奮したわけではないのに、なぜかヤツが臨戦状態になってしまったのです。

医師に相談して3回も手術を行いましたが、持続性ボキ症は治りません。医師は「なぜこれが起こっているのか理論的にわかりません。実際には麻酔、深い睡眠、遺伝的、血圧、静脈の問題などの理由で発生する可能性がありますが、今回はあてはまりません。あなたで何か思い当たるフシはありませんか?」nurse

思い当たることがない彼は、途方にくれ家に帰ることにしました。

ある日、クローゼットを掃除していたとき、一つのGYM用サプリメントの箱が残っているのを見つけ、なにげなく成分表示を見て「L-アルギニン」という名前の成分を見つけました。男性の性欲を高めるのに役立つことをはじめて知り、もともとGYMで体を鍛えるために摂取していたものが原因だと確信したのです。

現在、48歳のネベンさんはこのことをきっかけにメンズヘルスケアのコンサルティング会社を設立し、順調に業績を伸ばしています。

以上、2020年に世界でも話題になった実話をご紹介しました。

一般的にはL-アルギニンはタンパク質を構成するアミノ酸のひとつで、疲労回復のほか、血管を拡張され、体や脳の血流を改善する作用や、カフェインの覚醒作用を増強させる作用などがあります。

カラダとは不思議なもので、これも実際の製品やインフルエンサーからですが、まずL-アルギニンの正式名はL-アルギニン塩酸塩。この塩酸塩は皮膚の薬に漢方と一緒に多く配合されています。また、つぎにカフェイン。81万人のインスタフォロワーを持つ許路兒LureHsu(ルアースーさん)は、45歳でありながら20歳の見た目を持つカナリの美人です。このルアースーさんの若見えの秘訣は

  • ブラックコーヒーを飲み、砂糖は摂取せずそのかわり野菜で糖分を補う
  • 運動を欠かさずジムでトレーニングする
を挙げています。バイアグラで知られるクエン酸シルデナフィルも血管拡張作用がありますので、これら一連に関係する「L-アルギニン」。あなどれません。もちろん、エデュケイトミイ には配合されています。むしろ配合されていない「男性用サプリメント」はおおよそ買う必要はないかも知れませんね。

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