ダイエットでEDが改善できる理由。(WANG LIN)
オーストラリア･アデレード大学のGary Wittert教授らがJournal of Sexual Medicine オンライン版に発表した研究で、肥満した2型糖尿病の男性は、減量することにより勃起機能、性欲、下部尿路症状が改善することがわかりました。
教授らはBMI値30以上、腹囲102cm以上の肥満男性2型糖尿病患者31人(平均年齢59.7歳)を対象に、減量のための食事療法を行いました。
Aグループの19人は、最初の8週間1日当たり1000カロリー以下の低カロリー食、残りのBグループ12人は最初から52週間継続して、Aグループの19人は9週目から52週間まで、通常よりも1日600カロリー少ない低脂肪、高タンパク質、低炭水化物の食事内容で減量が行われました。
8週間終了時点でAグループは10%以上、Bグループでも5%以上、体重と腹囲が減少していました。また検査の結果、血糖値、低比重リポタンパク、性ホルモン結合グロブリンが改善、そして被験者たちの回答した国際勃起機能スコア5(IIEF-5)の数値、性欲(Sexual Desire Inventory SDI)のスコア、下部尿路症状(International Prostate Symptom Scale IPSSによる評価)が、全て改善向上していました。
さらにBグループの低脂肪、高タンパク質、低炭水化物の食事内容だったグループでは、炎症反応のマーカーである高感度CRPとインターロイキン6も減少していました。
52週経過後も減量は維持され、上記の数値はさらに改善していました。この結果から教授らは、こうした食事療法による減量が、肥満した2型糖尿病患者に対してこれほどの改善効果を持つのだから、服薬治療も重要ではあるが、こうした食生活の改善による介入が、もっと積極的に行われるべきだとしています。
インド伝統医学「アーユルヴェーダ」においては、5,000年以上もの長きにわたり肥満や糖尿病治療として使われてきたハーブです。
そのサラシアをエキスにし、さまざまな形状で利用できるようにしました。
炭水化物をブドウ糖へ分解する作用のある腸内酵素α-グルコシダーゼや、α-アミラーゼを阻害することで、糖の吸収を阻害する働きがあります。
これにより、食後の高血糖を抑制し、血糖値レベルを改善させるのに最適と考えられます。
- ダイエットによってEDが改善できる
- 腸内環境を良くする必要がある
- 糖の吸収を阻害すると効果的である
また、「糖質制限ダイエット」では、
- 肉や魚介などのタンパク質を摂取しながら
- ごはん茶碗1膳分=角砂糖11個分であるため制限しながら
- 炭水化物を制限摂取してカロリーを抑える
などが報告されています。
ちなみに今更ですが、サラシアは一般的には血糖値を下げる。として認知されていますが、食後に飲むよりも食前か食事中に飲む方が良いと言われています。特定保険用食品つまり特保としてリリースしてあるものは付加価値として、また届け出制の機能性表示食品としてリリースしてあるものは安全性などの情報を担保しています。しかしながら、現在の日本においてサプリメントを製造するGMP認定の工場は上記のクオリティはクリアしていると判断しても問題ないでしょう🍑